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FX について
FX(外国為替証拠金取引)とは

「外国為替証拠金取引」とは、異なった通貨(円やドルなど)を交換、また1つの通貨を買い、同時に他の通貨を売ることをいいます。英語ではForeign Exchange、略してForex(フォレックス)と言い、略してFX(エフエックス)とも書きます。



FXと外貨預金

「FX」と「外貨預金」の違いはどのようなものでしょうか?

FX 外貨預金 外貨MMF
取引形態 外国為替証拠金取引 外貨の定期預金 外貨のMMF
1万ドルの取引に必要な資金
(1ドル=120円の場合)
12,000円 1,200,000円 1,200,000円
取引コスト
(1通貨単位あたり)
0円
(USD/JPYスプレッド通常0.02円〜)
1円 〜 4円 0.5円
取引時間 24時間 営業時間内 営業時間内
金利/スワップポイント 日々発生(引出し可能) 数ヶ月単位 解約時の支払い
為替レート 24時間 リアルタイム 通常1日1回のレート更新
(TTS・TTBの発表)
通常1日複数回
のレート更新
お取引のチャンス 円高・円安どちらも可 円安時 円安時
取引期限 ロールオーバー方式により
事実上期限なし
数ヶ月単位 期限なし
決済時期 いつでも可能 原則、満期時 いつでも可能

外貨預金では、総取引代金が必要になりますが、FXは総取引代金の数%の証拠金をもとに通貨の売買をする取引です。また、手数料も圧倒的に安く、期限もありません。始めたいときに始められ、終わりたい時にはいつでも終了できるのがFXの魅力の一つです。
少額の資金で大きな為替取引を行うので、資金効率は非常に良いですが、その反面リスクもあります。ただし、このリスクは正しい知識を持って取り組めば、十分コントロールできるものです。
証拠金(自己資金)と保有ポジションのバランスを理解することがFXで資産を運用する第一歩です。
FX取引で将来どんな変動が生じるかは誰も分りません。余裕のあるFX取引をお勧めします。
こちら、FXバーチャル占いを何度もトライし、マージンコールの発生の有無を確認してみてはいかがでしょか。

以下において、順にオンラインFX取引について説明しています。説明をわかりやすくするため、詳細説明を省いていますので事実と異なる部分もあることに御留意下さい。

為替差益

「円を売ってドルを買う」、「円安傾向」、よく耳にする言葉ですが、外貨を売買するとどのような損益が発生するのでしょうか。
たとえば、1ドル=115円の時に、100米ドル購入し、1ドル=120円の時に円を買い戻したとします。

ドル購入時:  11,500円の出費で、100ドルを購入します。
1日後、
ドル売却時:  100ドルの売却で、12,000円を買い戻しします。

結果、同じ100ドルを売買しただけなのに、円としては500円増えたことになります。

この例では、「USD/JPYという通貨ペアのポジションを持ち、1日後にUSD/JPYが上がったので、USD/JPYを決済した」と表現します。

逆に、USD/JPYが5円下がった場合(円高方向の場合)は、11,500円が11,000円になりますので、500円減ったことになります。

実際のFX取引では、レバレッジが適用されます。以下参照。

レバレッジ

FXでは、レバレッジの効いた取引が出来ます。レバレッジとは「てこ」の意味で、少ない投資金額で大きな取引を行うというものです。レバレッジは証券会社により通常20倍〜100倍程度が適用されます。
上の取引例で言うと、

ドル購入時: 11,500円の出費で、1,150,000円分運用できるので 10,000ドルを購入(運用)します。
1日後、 USD/JPYのレートが115から120に上がり(ドル高,円安)
ドル売却時: 10,000ドルの決済つまり、1,200,000円分の払い戻しを受けます。

結果、11,500円が50,000円になった(38500円増えた)ことになります。
これを、「レバレッジ100倍で運用した」と表現します。
逆に、USD/JPYが5円下がった場合(円高方向の場合)は、50,000円減ることになります。

取引単位は10,000通貨単位での売買になりますので、11,500円という半端な数字ではなく、
ドル購入時: 10,000通貨(10,000円)で、1,000,000円分の購入、つまり8695.65ドルの運用。
1日後、
ドル売却時: 8695.65ドルの決済で、1,043,478円分の払い戻し。

結果、43,478円増えたことになります。(最初の10,000円を含めると53,478円になります。)

10万円で1ロットといいます。1万円は0.1ロットとなります。
今回の例では、「USD/JPYを0.1ロットの買いポジションを持ち、レバレッジ100倍で運用し、1日後USD/JPYのレートが上がったので、0.1ロット決済した。結果、43,478円の利益が発生した」と表現します。

保証金

逆にUSD/JPYが下がった場合はどうでしょうか。

ドル購入時: 買値(BID)=\115.00 売値(ASK)=\114.97、レバレッジ100倍、
0.1ロットの購入、つまり10,000通貨の購入では、1,000,000円分の運用 = 8695.65ドルの運用になります。
ドル売却時: 買値(BID)=\110.00 売値(ASK)=\109.97 になった場合、
8695.65ドルの決済で、956,260円分の払い戻し。

結果、1,000,000円 - 956,260円で、43,740円のマイナスということになります。
(最初の10,000円を含めるとマイナス33,740円になります。)

値動きにより、決済時にマイナスが発生した場合、不足分を支払いしなければなりません。これを追加証拠金(追い証)といいます。レバレッジが大きいと、リターンも大きいですがリスクも大きいということになります。通常、この追い証が発生しないために、リスクの分を十分に見越した保証金を預けておく仕組みになっています。運用時には十分気をつけることが大切です。

スワップ金利

日本は今非常に低金利です。現在、国の借金も非常に大きいので、低金利政策はしばらく続くものと思われます。なぜならば、金利が上がれば、国の借金もそれに比例して増えてしまうからです。
外国はどうでしょうか?
日本に比べればはるかに高金利です。これを利用して、資産の価値が下がってしまわないよう外貨預金する方もおられます。

FXではレバレッジが使えますので、少ない掛け金で多くの金利を得ることが可能です。
USD/JPYの場合で金利差が7%あると仮定します。この場合、
10000通貨(10000円)
、レバレッジ100倍で1,000,000円の運用になりますので、日割りの金利は約192円になります。
運用において外貨売買で得られる金利をスワップ金利と呼びます。
実際は、このスワップ金利は証券会社によって異なります。以下、「USD/JPYの買いスワップ金利は154円」と仮定して説明を進めます。

ドル購入時: 買値(BID)=\115.00 売値(ASK)=\114.97、レバレッジ100倍、
0.1ロット(10,000円)で、1,000,000円分の運用 = 8695.65ドルの運用の場合、
1日後、 スワップ金利154円が加算。
ドル売却時: 買値(BID)=\120.00 売値(ASK)=\119.97、レバレッジ100倍、
ドル売却時: 8695.65ドルの決済で、1,043,217円分の払い戻し。

結果、43,217円 + 154円で、この取引では10,000円が43,371円増えて、53,371円になったことになります。

逆にUSD/JPYの売りポジションを持った場合は、スワップ金利を支払いすることになります。

「レバレッジの倍率でスワップ金利が得られる」これがFXの最大の利点であるといえます。
たった1万円分の投資金額で年間56,210円のスワップ金利がもらえるのですから。(今回の例において)

スプレッド

買値(BID)と売値(ASK)の価格差をスプレッドといいます。これはFX会社により異なります。
買値115.00 売値114.97 の場合、「スプレッドは3である(3ポイントである)」と表現します。
はじめにドルをなるべく安く買い、最後にドルをなるべく高く売りたいので、このスプレッドが小さいほど有利ということになります。


マーケット

外国為替市場の1日は、日本時間の5時頃、ニュージーランドのウェリントン市場からスタートします。そして、オーストラリアのシドニー市場、東京市場、香港、シンガポール、ロンドン、ニューヨークと、ここに書いた以外の各都市でも随時取引が行われていきます。そして、再びウェリントンへとバトンタッチされます。つまり24時間取引が行われています。
土日はマーケットが休みになりますので、あるFX会社の取引時間の例では日本時間で「月曜日6:00〜土曜日5:00」となっています(夏時間の場合)。
毎日のスワップ金利は、マーケットが始まる時刻に加算(減算)されます。

右の表は、市場のオープン時刻を示しています。サマータイム適用の場合は、1時間マイナスしてください。
三大市場と呼ばれる東京、ロンドン、ニューヨークのオープン時刻近辺では、値動きが大きい場合がよくあります。
JST ウェリントン 東京 香港 欧州 ロンドン ニューヨーク
7:00          
8:00          
9:00        
10:00      
11:00      
12:00      
13:00      
14:00      
15:00        
16:00      
17:00      
18:00      
19:00      
20:00        
21:00        
22:00        
23:00      
0:00      
1:00      
2:00        
3:00          
4:00          
5:00          
6:00          

通貨ペア

最も日本人になじみの深いUSD/JPY(米ドル/日本円)の他に、各国の通貨が売買されます。必ず「買い」と「売り」が存在しますので、これを通貨ペアといいます。ある証券会社の取り扱っている通貨ペアの一覧を右に記します。(ひとつの例ですので、実際とは異なります)

スワップ金利は、10000通貨(10000円)当たりの1日の金利を示しています。USD/JPYの例で言うと、買いポジションを持った時には、1日156円の金利が付きます。逆に、売りポジションを持った時には約158円引かれます。


右の表は、FXCM 1万通貨単位 参考値 円表示 2007/6/18現在
通貨ペア
(英語)
通貨ペア(日本語) スプレッド スワップ金利
(売り利息)
スワップ金利
(買い利息)
EUR/USD

ユーロ/米ドル

4 61 -69
USD/JPY

米ドル/日本円

5 -158 156
GBP/USD

英ポンド/米ドル

7 -19 7
USD/CHF

米ドル/スイスフラン

5 -106 100
EUR/CHF

ユーロ/スイスフラン

3 -74 72
AUD/USD

豪ドル/米ドル

5 -28 22
USD/CAD

米ドル/カナダドル

5 -37 34
NZD/USD

ニュージーランドドル/米ドル

5 -65 62
EUR/GBP

ユーロ/ポンド

5 66 -84
EUR/JPY ユーロ/日本円 5 -150 145
GBP/JPY

ポンド/日本円

10 -335 317
CHF/JPY

スイスフラン/日本円

10 -48 43
GBP/CHF

ポンド/スイスフラン

15 -229 205
EUR/AUD

ユーロ/豪ドル

13 101 -108
EUR/CAD

ユーロ/カナダドル

10 13 -20
AUD/CAD

豪ドル/カナダドル

10 -58 49
AUD/JPY

豪ドル/日本円

8 -158 150
CAD/JPY

カナダドル/日本円

10 -113 107
NZD/JPY

ニュージーランドドル/ 日本円

10 -185 173
GBP/AUD ポンド/豪ドル 15 36 -48
AUD/NZD 豪ドル/ニュージーランドドル 13 46 -49
EUR/NZD ユーロ/ニュージーランドドル 30 163 -181
AUD/CHF 豪ドル/スイスフラン 20 -119 101

FX実践例1
この例では、
為替差益: (121.67 / 121.45 X 10000 X 100) - (1 X 10000 X 100) --> プラス 1,800円
金利: スワップ金利 買利息154円 X 16日分 --> プラス 2,464円
合計: プラス 4,264円増 になります。
元手の10,000円を考慮すると、10,000円が14,264円になったことになります。

FX実践例2

この例では、
為替差益: (121.12 / 121.45 X 10000 X 100) - (1 X 10000 X 100) --> マイナス 2,717円
金利: スワップ金利 買利息154円 X 16日分 --> プラス 2,464円
合計: マイナス 253円減 になります。
元手の10,000円を考慮すると、10,000円が9,747円になったことになります。

FX実践例3
これは約1年3か月運用した場合の例です。
為替差益: (121.66 / 118.11 X 10000 X 100) - (1 X 10000 X 100) --> プラス 30,056円
金利: スワップ金利 買利息154円 X 451日分 --> プラス 69,454円
合計: プラス 99,510円増 になります。
元手の10,000円を考慮すると、10,000円が109,510円になったことになります。

FX実践例4
上の[ 実践例3 ]ですが、2006年5月中旬に円高(ドル安)で70,000円以上マイナスに動いています。
運用は10,000円分なのですが、このマイナスに動く分を見越して預け金を入れておく必要があります。この預け金が無いと、決済のタイミングによっては口座残高がマイナスになり、不足分を支払うことになってしまいます。予算額より大きく負け越してしまう場合もありますので、十分注意します。

また、FX会社によっては、マージンコール制度によって、可能証金(預け金の未使用分)がマイナスになった時点で強制決済される場合があります。(予算額以上の思わぬ損失を防いでくれます)

この為替チャートでは結果的にプラスへと転じていますが、最初の1か月間は大きくマイナスへ動いていますので、これ以上損失を防ごうと途中で決済していたかも知れません。このように思いと逆にレートが動いてしまった場合に損失を最小限にするため、あらかじめストップ値を設定することが出来ます。ストップ値はいつでも更新できます。










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